【アニメレビュー】2021年夏アニメ振り返り

2021年夏アニメはもう「小林さんちのメイドラゴンS」だけ飛び抜けていた印象。一週間の癒やし、メイドラゴンがあるから生きていけた。

2期になってから、新キャライルルが登場しましたが、あんまりメインに絡むことなく、2期を通じた大きなストーリーもありませんでしたね。メイドラゴンは日常系に分類されると思うのでそれほど気にならないのですが。
カンナちゃんのエピソードが多かったのが良かったです。

続きものなので評価が平坦になっていますが、「転生したらスライムだった件第二期パート2」も良かったです。

まだ終わっていないのですが、ラブライブ!スーパースター!!も楽しみに視聴しています。アイドルものはあんまり多く見ることはないのですが、ラブライブスーパースターは、徐々に仲間を増やしていく王道展開、コメディとシリアスのバランスとかなんというか観ていて安心できる感じが好きです。
かのんちゃんがぶっちゃけ「社交不安」なの、精神科に診てもらったほうがいい案件なのは観ていてハラハラする。

途中から見始めて評価が変わったのは、「かげきしょうじょ!!」、実は一話で切っていたのですが、「5話から急に面白くなる」という話をよく耳にするので、5話から観始めたのですが、お、おもしろい・・
この作品は主要キャラを掘り下げながら話をすすめる作りなのですが、山田彩子のエピソードが生々しくてすごくよかった。そこから入って、他のキャラも丁寧に掘り下げている展開をみて、これはいい作品だなと。
しかし、最初に奈良田愛の掘り下げをするんですが、それがもう胸糞で、ここで脱落した視聴者は多いんじゃないだろうか。
いろいろもったいないなと思いつつ、最後は文化祭で終わるのですが、ここもちょっとおれたた感があって締まりが良くない、第二期以降も続けてほしいところ。

あとこのシーズンは、「クール教信者」氏の関わる作品がなんと3タイトル(メイドラゴンS、平穏世代の韋駄天達、ピーチボーイリバーサイド)もあったのですが、正直メイドラゴンが飛び抜けすぎていて、他の作品は霞んで見えます。京アニはやっぱり偉大ですね。
ピーチボーイリバーサイドは面白くなるかもとちょっと期待していたのですが、伏線やキャラの回収がちゃんとできておらず盛り上がりにも欠けたまま終了して、かなり消化不良。
シャッフル放送が原因とも言われますが、通しで観てもあまり評価は変わらない気がする。
平穏世代の韋駄天達は、結構周りの評価が高いんですが、そこまで面白いかな?ちょっとご都合的な展開とエログロがいまいちしっくり来ませんでした。