【ウマ娘】アニメ版ウマ娘プリティダービーseason2 第10話までみた感想

2021年3月24日

注:このエントリにはTVアニメ版「ウマ娘 プリティダービーseason2」第10話までのネタバレを含みます。
一個人の感想です、間違ったことやミスリードなどがあるかもしれませんがご容赦ください。

ゲームからハマったウマ娘ですが、アニメの方もどんどん追いかけて、ようやく第二期のリアタイまで追いつきました。
時間がなくて、うまよんの方は全然追いかけられていないです。

第一期はスペシャルウイークが主人公の話で、第二期(season2)は、第一期後半にチームスピカにしれっと入っていたトウカイテイオーの話です。

まず第1話から、演出が神がかっていました。
特に最後のタイトルのシーンが印象的で、レース直後トウカイテイオー自身も「?」程度に感じていた、左足の違和感。
ウイニングライブでその異変に気づく、トレーナーとシンボリルドルフ会長(さすが)、そこで挿入される「トウカイテイオー」のタイトル、かっこよすぎます。
ああ、トウカイテイオーの物語が始まるんだな、って。

骨折から、達成できなくなってゆく目標、そしてどんどん先に行ってしまうライバルへの焦り。
そして復帰後二度の骨折、なんのために走るのか自問自答、
メジロマックイーンに勝つことを目標に奮起したところへの、三度目の骨折・・

もう自分はだめだ、目標も走る意義も見失い、一人遊びに興じる空元気も虚しく、ファンであるキタサンブラックが作った手製のお守りも受け取ることが出来ず、ついに引退を決意するトウカイテイオー・・
第9話「ストップウオッチ」、この夢も希望もないトウカイテイオーの心中を察すると、心がギューっとなり、辛くてしょうがありませんでした。
さっと流してしまいましたが、ここまでの話の運び方が実に秀逸なんですよね。

引退ミニライブを企画し、悲しみながらもトウカイテイオーの決心を受け入れてゆくトレーナーや仲間たち・・
しかし、ライバルは諦めていなかった、
決して優秀でもないが一方的にトウカイテイオーをライバルだと思っている(トウカイテイオーからは毎回名前を間違えられるほど)、ツインターボはじめとする、チームカノープスのメンバーによるライブのバックパネル放送ジャックから、
圧倒的な実力差のあるなか、ボテボテになりながら必死に走り、「これが諦めないってことだー!トウカイテイオー!」と訴えかけゴールするツインターボ・・

「でも、もう追いつけないかもしれないよ・・」
再起を受け入れるチームメンバーやファンたち。トウカイテイオー、本当に愛されているんだな・・
ツインターボちゃん、ありがとう、ありがとう・・
ここで「戻ってこい・・」とだけ放つゴルシのかっこよさよ。
「・・ボク、もう一度がんばってみるから!」
キタサンブラックのお守りを受け取り、再起を誓うトウカイテイオー、もう涙なしには見れませんてこれは。

第10話「必ず、きっと」、最高の神回でした。

ウマ娘は、本当にキャラの完成度が高すぎます、
主役もですが、とりまくメンバーたち、モブに至るまで、しっかりキャラ付け、役割があり、量産されているアイドルアニメとは全く違う熱量を感じます。

たぶん残り数話、ここからトウカイテイオーはどうやって再起するのか楽しみですね。

急に追いかけ始めたにわかで本当に申し訳ないけど、ウマ娘season2最高の名作です。

余談ですが、今期は本当にアニメが豊作で、ウマ娘season2、無職転生、ゆるキャン△season2、転生したらスライムだった件二期、のんのんびよりのんすとっぷ、進撃の巨人、クモ、etc、etc・・
不作のシーズンに放送されていたら、オリジナルのワンダーエッグ・プライオリティとかすごい注目されていたと思うんですが、本当にタイミング悪かったですね。