【完成レビュー】PLAMAX ロードス島戦記 ディードリット

2020年5月18日

PLAMAX MF-43 minimum factory ロードス島戦記 ディードリット、完成しました。
製作期間は約一ヶ月ですね。

基本ラッカー塗装、小物・レリーフをシタデル、あとは定番のフィルタリキッドです。
肌色はキット成型色にコピックでシャドー、つや消しに雲母堂本舗のLGパールを少し混ぜてクリア感を出しています。

製作中にOVAのロードス島戦記を見直して、いろいろ反映しています、特に鎧のカラーは作例だとほとんどマントと同じ色なのですが、実際はブルーグレイに近く、変化がある方が本物っぽいです。
顔はメリハリが出る最低限でとにかく薄化粧を心がけました。

今回からスタンドを4cm角の木ブロックから3cmの木ブロックに変更です。
こっちのほうがPLAMAXサイズだと収まりがいいですね。

今回もやっぱり作例と製品はショットが違いました。(顔と髪の毛に注目
作例のヒラメ顔のほうが可愛くて好みだったなあ、製品版はクオリティは高いんですが、少しホリが深い感じです。

歴代PLAMAXシリーズとしてはパーツ精度がとてもよく、それほど仮組みをしたりせずともきれいにハマってくれます。鎧の肩のパーツに隙間が目立つのですが組み立てると完全に見えない部分になるので気にしなくていいです。
肌色パーツが一体成型となって組み立てやすくする配慮がありましたが、これは合わせ目ができるだけなのでバラバラにする必要があります。

一番苦労したのはマントで、面積が広く、パーツの合わせ目・パーティングラインが普通にしんどいです。
塗装もこれドボンをくりかえして3回目です。

髪の毛は薄くしたかったのですが、比較的面積が広く濃淡を付けないと寂しい感じになるので、少し黄色が強めになりました。一番深い黄色はフィルタリキッドの効果です。

肌パーツはここまで分割して作業をしました。最終的に右手も分割して腕巻きパーツに差し込むことになります。濃淡はコピックで、広い濃淡はE53で、膝など深い濃淡はE33→YR14です。
耳はかなり試行錯誤したのでちょっと忘れましたがE系統色を乗せてぼかしてを繰り返しています。
PLAMAXはサイズ的にエアブラシでの濃淡はすごく難しいので、コピックでポイントを絞った深い濃淡がメリハリが付いていい感じになったのではないかと思います。

緑色はこのくらいの写真だと丁度いいんですが、照明強く撮影したら、ちょっと黄緑が強くて間抜けな感じになってしまった(補正するのめんどくてそのままです
服のシワがこれでもかってくらい強く入っていて、濃淡のつけがいがありました(普段なら何もないフラットなところに塗装で濃淡をつけます)、原型のこだわりを感じるポイント。

レリーフのゴールドは、マスキング可能な部分はGX210GXブルーゴールド、細かい部分はシタデルAURIC ARMOUR GOLDです。ブルーゴールドが青金に近く、シタデルが赤金寄りなので、バランスを取るのに苦労しました。あと実物はわりとシタデル部分も光沢あるのですが、最後に撮影した写真が結構くすんでしまってて、これなんでだろう?

ブーツと腕巻きはこんな感じで、一番濃い色はシタデルです。最後にウェザリングカラーで使用感を出しています。

額のサークレットの宝石は、ハイキューパーツの瞳用ジェルクリアでディテールアップ。ついでに瞳にもクリアレジンを乗せたのですが、撮影のときに反射しまくって、やめときゃよかったですw

パーツの塗装を終えて、組み立ての段階が最高にテンション上がります。
テーマパークに来たみたいだぜ!

カラーレシピ

マント(青):VO-08マーズディープブルー+AT-06ブルー+フィルタリキッドバイオレット
マント(オレンジ):EV-08エヴァオレンジ+WG-04らいとおれんじ
青(鎧):063ブルーグレー+Mrカラー14ネービーブルー
緑:CB-12ダークグリーン(2)+EV-02エヴァ・グリーン+エナメルオリーブグリーン+フィルタリキッドグリーン
茶色:CB-19デザートイエロー+CB-14ライトカーキ+シタデルGORTHOR BROWN+フィルタリキッドブラウン
金:GX210GXブルーゴールド(コレおすすめ)+シタデルAURIC ARMOUR GOLD
髪の毛:WG-04らいとおれんじ+FG-07プラチナブロンドシャドウ+FG-06プラチナブロンドベース+フィルタリキッドイエロー
コピック:E53+E33+YR14

以下ギャラリー

ちょっとローアングルにするとパンツが見えます。こんなに目立つんだったらもっと凝った塗装をすればよかったです。