【ウマ娘】アニメ版ウマ娘プリティダービーseason2 第11話・第12話をみた感想

注:このエントリにはTVアニメ版「ウマ娘 プリティダービーseason2」第12話までのネタバレを含みます。
一個人の感想です、間違ったことやミスリードなどがあるかもしれませんがご容赦ください。

ゲームが絶好調のウマ娘、
アニメウマ娘プリティダービーseason2、第11話と第12話の感想です。

第11話「この気持って」は、インターミッションのような感じで、これまでの話を取り巻いてきたウマ娘たちの紹介と、トウカイテイオーとメジロマックイーンのデート回でした。
第10話での立役者、ツインターボはツインターボ師匠に格上げされるも、師匠と呼ばれるよりツインターボの名前を覚えてもらえたことに喜ぶターボ師匠、かわいい。

トウカイテイオーは、ライバルであるマックイーンに素直にありがとうと言えず、イチャイチャ。
話題は今後の出走レースの話になり、有馬記念をどうするのか、
テイオーは人気があるから出場できますよ、というマックイーン、しかし、

「出たところで勝てっこないよ、奇跡でも起きなければね。」

と、テイオーは度重なる怪我により自分のステージが有馬記念に達していないことが分かっていることを語ります。

第12話「ふたり」、マックイーンが練習にはげむ中、左足に違和感を感じる。
これは、トウカイテイオーが初めて骨折をしたときとのデジャブなんですよね・・

そして、左足繫靭帯炎であることが発覚し、もう走れないことを通達されるマックイーン。

繫靭帯炎(けいじんたいえん)は馬の脚部で発生する病気・故障のひとつ。
一度発症すると治療に最低でも8か月~1年程度の期間を要すること、また前述の通り調教を再開すると再発しやすいという性質から、近年の競走馬ではこの故障を発症したケースでは、アドマイヤベガ、ヒシミラクル、シーザリオ、キャプテントゥーレ、ハープスターが引退に追い込まれたように、屈腱炎と並ぶ競走馬にとって致命的な病気である。

Wikipediaより

それでも諦めきれないマックイーンは痛みを我慢して、雨の中練習をするが激痛に耐えかね倒れてしまうが、そこに現れたテイオーには気丈に振る舞うマックイーン。

しかし、ウマ娘にとって不治の病である繫靭帯炎に絶望するマックイーン、
「あなたとの約束は果たせない、もう一生まともに走ることはできない」
そして思わず、
「奇跡でも起きなければもとのように駆けることは叶わない、あなたと一緒ですわ!」
と叫んでしまい、我に返ります。

「起こすよ、奇跡、ボクが証明してみせる、ボクとマックイーンはもう一度絶対走れるようになる。」
有馬記念の勝利を誓うテイオー、テイオーの怪我を知るマックイーンはそんなこと不可能ですと言ってしまう、
しかし
「それでもボクは勝つんだ、奇跡を望んで頑張れば必ずできる。」
「今度はボクの番だ、だから見ていてマックイーン。」
挫折しそうな時諦めてしまいたい時、それを一番知っているテイオー、慰めや同情ではない、本当に立ち直ることができる事を信じた、信じているテイオーだからこその言葉、
マックイーンの手を取るテイオー、そして晴れゆく空。
振り返ることもなく立ち去るテイオー、マックイーンが必ず再び立ち上がることを知っているから・・

EDテーマ「木漏れ日のエール」はこの回のための曲だったのですね、
♪ほら降り注ぐ冷たさも
♪いつかはきっと変わってくよ
♪何度だって光れる夢と一緒なら
♪また駆け抜ける途中でも
♪信じられるよこの道を

次回、ウマ娘season2最終話、諦めない心が起こす奇跡をみせてくれ!テイオー!