エアブラシの話

2020年6月11日

最近は成型色がイメージ通りでパーツ分割も優秀で筆塗りの部分塗装でイケるキットも多くなりましたけど、やっぱり、広い面を薄く均一に塗装、グラデーション、細吹きなど、エアブラシは持っていると出来ることが飛躍的に増えます。

うちは、コンプレッサーはクレオス リニアコンプレッサーL5、ピースコン(ハンドピース)はクレオス プロコンBOY PS269 プラチナ ダブルアクション(0.3mm)をメインで使ってます。(エア調整がバカになってるまま使っている

10年以上前に買っているので、ピースコンはさすがに新しいモデルに刷新されていますが、L5は今でも現役なんですね。そして特に安くもなっていない。
ピースコンはちゃんとした製品を選びたいですが、コンプレッサーは一旦は安物を買ってみてもいいとおもいます。音とか性能にこだわらなければ5000円くらいからあるようです。

ピースコンは最初の一本なら0.3mmのダブルアクションが鉄板
メーカーは、クレオス、wave、エアテックス、タミヤ辺り、有名どころなら間違いないかと。
シングルアクションはおすすめできません、ダブルアクションはトリガーを引くことで吹き出す塗料の量を調節できるのですが、シングルアクションはこれを調節ねじで都度都度設定、さらにエアの出もONかOFFです。めんどくさい、というか逆に難しいです
トリガータイプはメンテが面倒なので苦手なのですが、入手性の良さなどからあの浅井真紀さんも利用しているとのこと。(かなり昔に聞いた話だけど

あとエアブラシの運用で用意しておきたいのは、手元スイッチです。
コンプレッサーはまあまあうるさいのでこまめにON/OFFできる状態にしておいたほうが精神衛生上よいです。

ピースコンを複数持ってる方は、1/8ジョイントをワンタッチで差し替えができる、Mr.ワンタッチマックジョイントを導入するとたいへん捗ります。

エアブラシは一度買ってしまえば長く使えるけれども、コンプレッサーとピースコンを揃えると、まあ数万円はかかるので、模型始めたばかりの人にとっては結構なハードル・・
自分も初めてのエアブラシは学生の頃に購入したのでお金を都合するのが大変だった思い出があります。
また、環境や健康に配慮するなら塗装ブースも必要ですし。(・・といいつつ、自分は塗装ブースなしでやってたりしますが、・・真似しないでね!)

とはいえ、妥協してガンダムマーカーをエアブラシにするやつとか、ガイアノーツのイージーペインターなんて製品も試してみましたが、細吹きできないとか洗浄が面倒ということで、あまりおすすめできない。缶スプレーよりかは単色を薄く均一に吹ける程度・・、逆にそれが目的ならこの選択肢もありかもしれません。

そして一番オススメできないのは、缶スプレーをたくさん集めることです(わたしのことだ)
缶スプレーは何本か使いたい色を買うのは問題ないのですが、今の御時世、缶スプレーって捨てるのがえらい大変でして、地域によっては産業廃棄物扱いになって、何十本もまとめて捨てようとすると買うよりも高い金額を請求されたりします。気をつけたい!

さて、そんなエアブラシ事情ですが、最近流行り?なのが、充電池式エアブラシ。
使ったことは無いんですが、コンプレッサーを置く場所もいらないし、良さそうなんですよね、使ってみたいかも。
シリコンやレジンもそうなのですが、こういうアイテムって最近ネイルとかアクセサリー作りがブームになってぐっと身近になったと感じます。