【アニメレビュー】2021秋アニメ最終話視聴後レビュー

今期は大豊作かと思っていましたが、結果としては失速した作品が多く、特別面白い作品が目立ったシーズンとなった印象です。

サクガンとかマブラヴとか期待してたんですけどねえ。

無職転生第二クール(12話~23話)

引き続き、異世界転生によるやり直しや後悔、そして人間ドラマの深さがやばすぎました。
パウロとの再会がグワーッときたので、こちらのエントリを参照ください。(ネタバレありますので注意)

話を重ねるごとに、エリスの株がじわじわと上がってきていましたが、今クールで完全に正妻になっちゃいましたね。自分もいつの間にかエリスの魅力にメロメロになっていました。今後ロキシーとシルフィエットはどういう扱いになるんだろう。
あとは20話のザノバ王子のエピソードは爆笑でした。しかもあのフィギュアが実際にグッドスマイルカンパニーから発売されるのも最高すぎますね。
無職転生名作すぎます、制作陣営もやる気あると思うので、劇場版挟んだり長くなってもいいので完結まで導いてほしいです。

めちゃくちゃ笑った
エリスの自然体はえっちなんだよ

ブルーピリオド

文句なく、めちゃくちゃに面白い作品でした。
ワンクールとしての完成度が高すぎました。
八虎の努力と成長、芸術へのわかりやすい理解への導線、龍二などのヒューマンドラマ、現実の厳しさ、などなど見ごたえがありました。
原作は続いていて、アニメはちょうど6巻までのお話になります。かなり原作に忠実な作品ですが、原作からオミットされたシーンもあるので、アニメ面白かったと思う人はぜひ原作も読んでみてください。
一期の完成度が高すぎるのと、原作ストック的にすぐに2期をやるのは難しいかもしれませんが、続きやってほしいですねえ。

古見さんは、コミュ症です。

安定して面白かった、心配していた作画や演出も大きく崩れることなく、最後まで安心して観ることが出来ました。
奇人変人ばかり登場する作品なので、最も空気が読めて常識のある尾根峰ねねというキャラクターが後半に登場するのですが、めちゃくちゃ安心感があるなあとおもっていたら、ファン投票で3位(1位古見さん、2位只野くん)ていうのにひどく納得してしまいました。
2期決定ということで、引き続き楽しみにしてゆきたいと思います。

月とライカと吸血姫

結構真面目な宇宙開発、共和国(仮想ソ連)と連合王国(仮想米国)の競争といった設定はしっかりとしつつ、
イリナとレフのラブロマンス、に尽きるお話でした。
正直最終話はご都合すぎるなとは思いましたが、ハッピーエンドには素直に嬉しい気持ちになりました。
ヒロインのイリナは林原めぐみ、54歳です。お若いですねえ!大ベテランなのに、少し滑舌があやしい感じがしたのは、役作りを意識していたんでしょうかねえ?

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

タルト派です

転生前が現代の暗殺者で、転生後も異世界で暗殺者をやるパターンの異世界転生もの。
転生後も魔法で銃を作って暗殺をするのですが、もっとこのへんはファンタジー要素のある暗殺をしたほうが面白かったと思うんですがねえ。
マーハが仲間になってすぐに強キャラになったのもわかんないんですよね。タルトに対しては教育や間者の疑いなども解決したり時間をかけたのに、マーハにはトウアハーデの秘密も結構あっさり共有してたし、謎だ。
とまあ、ツッコミは色々ありますが、作画が安定していて、キャラクターがかわいいので安心して見続けることができました。
魔法で序盤からなんでも作れるようになるんで、銃とか作らず核とかもっとてっとりばやい兵器を作れば?と思っていましたが、最後に近代兵器を使ってくれてこの点は安心しました。
ということで12話までで一旦終わり、勇者や女神の謎は全然解明されておらず続きを匂わせる形での終わり方ということで、最近は円盤が売れたからだけではなく、サブスクが回ったなどいろいろ要素があって、確定していない続編は決まるまで分からないですが、第二期が望まれる作品でした。

他にも、まだ最終話が放送されていない作品含め、最後まで見続けた作品は「見える子ちゃん」「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」「王様ランキング」「プラチナエンド」「マブラヴ オルタネイティヴ」「サクガン」「海賊王女」「ジャヒー様はくじけない!」「異世界食堂2」「最果てのパラディン」といった感じでした。