中華蕎麦とみ田は高純度のラーメンエンターテイメントだった件

初めて中華蕎麦とみ田に行ってきました。
松戸には初めて行ったのですが、都心から随分離れているのに存外栄えていてびっくりしました。

とみ田は、人気飲食店予約サイト、OMAKASEで予約してゆきます。

多少お金はかかりますが、何時間も並んで「スープ切れたので終了」とか、人気ラーメン店あるあるが無いのはむしろ良心的だと思います。

OMAKASEのとみ田予約は、毎週火曜日にリセットされて、12:30から予約できます。
土日のお昼時は激戦区でなかなか取ることが出来ず、土曜日の14:40という少しずれた時間で予約できました。5分くらいで土日は売り切れる印象です。

予約時は、ラーメンの種類と量、トッピングの有無のみ確定しますが、当日は券売機でチケットを購入する部分は変わっておらず、デジタルなのかアナログなのかわからない感じですが、ここは後述。

つけめん並盛1300円、トッピング1000円を予約。
ここに予約システム利用料390円がかかるので、ラーメン一食としてはかなり高いです。

ラーメンは、うどんに近い超極太麺や、ガツンとした魚介とんこつスープが素直に美味いです。うん、美味いよ。(重要)
トッピングは、TOKYO-Xを使用した、チャーシュー4種類とシュウマイ一個、チャーシューの味変用にバルサミコ酢が添えられていました。
チャーシューは、スジを提供前にカットするといった手の込みよう。
スープ割も最近はポットでセルフなお店が多くなってますが、店員さんが一つひとつ回収して、ゆずが添えて提供されます。

予約がとりづらく、普通にガッとラーメンを一杯楽しみたい、といった感じではなく、
うやうやしいおもてなしや、10人程度しか座れない清潔な小料理屋のようなカウンター席で食べる美麗なつけ麺とチャーシューのおしゃれ感、そしてこのお値段・・

これはエンタメだ!』と直感しました。

そう、とみ田は、ラーメン屋のフォーマットを使用して、高純度のラーメンエンターテイメントを仕掛けているのです!

ラーメンは客単価が上げづらいので、こういうアプローチは面白いと思いました。

値段が高いとか、味がそれほどでもないと騒いでいる人もいますが、
これはラーメンというコンテンツを楽しむエンタメなのですよね、
そう考えれば、相応のクオリティだと納得です。