帯状疱疹に掛った話

2020年10月頃、なんだか背中がチクチクした痛みがあり、
「寝違えたのかな?」
と思っていたのですが、一週間ほど症状が治まらず、なんだかおかしいぞと背中をさすっていると、
左の肩甲骨の辺りの皮膚がデロデロになっていることに気が付きました。

すぐに皮膚科に行き、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」と診断されました。

帯状疱疹は、昔掛った水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが神経に潜伏していたのが、免疫力の低下などのきっかけで表面に出てきて、水疱瘡と同じような症状になります。

顔などに発症することもあり、神経にダメージが残ると、一生痛みが残ったり(帯状疱疹後神経痛)
脳の神経を侵されると脳の機能が失われるなど、対処を誤ると大変な自体に陥ります。

治療法は基本的にはウイルスの活動を抑える薬と、発症した皮膚をステロイド(副腎皮質ホルモン)を塗る程度で、基本的には痛み止めを飲みながら自然治癒になります。
ビタミン剤の処方と、最初に診断された際にビタミン注射をしてもらいましたが、治療というか対処法がこの程度なので少しでも効果があるなら気休めにでも。

【処方されたお薬】
・バラシクロビル錠500mg 1日6錠 :抗ウイルス剤
・ビタメジン配合カプセルB50 1日2C :ビタミン剤
・ロルノキシカム 4mg 1日2錠 :痛み止め
・リンデロン-VG軟膏0.12% 配合ソルベース :ステロイド塗り薬

一応、患部に直接触れると感染のリスクがあるそうですが、それほど神経質にならなくても大丈夫みたいで、仕事も特に制限されませんでした。
発症から2週間ほどで、患部がかさぶたになり(かゆい)治癒してゆきました。

一度掛ると免疫ができて、掛かりにくくなると説明されましたが、何度も発症する人もいるそうです。
背中などに覚えのないチクチクとした痛みがある際は、気をつけて背中を確認してみるといいとおもいます。
デロデロの皮膚はちょっとビビります。