ブラシエイドの話

2020年5月11日

筆の洗浄もありますが、筆先のケアに効果が大きくあります。
ブラシエイドは、学生の頃水彩絵を描いていた頃に知人から教えてもらったのですが、模型筆でも同じ感覚で使用できます。

筆を使ったあとは、溶剤でしっかり洗ったあとブラシエイドの底に軽く筆を押し付けて、ティッシュでスッとふいて筆先を整えます。
ブラシエイドは塗料を筆から剥離してくれるので、この時ティッシュに色が付く場合は、何度かこれを繰り返して洗浄します。洗浄後は水で洗うように書いてありますが、そのままでも特に不具合はありません。
マスキングゾルNEO(ゴム性)が筆の中で硬化しても、ブラシエイドを通すことで剥離させることが出来ます。

洗浄にも一役ありますが、毛先のトリートメント効果があり、多少ボサボサになった筆も、まっすぐきれいにまとまってくれます。
ナイロン筆にも効果がありますが、特に天然毛のトリートメント効果が抜群で、大切に使っていると10年くらい前の筆でも未だ現役で使えています。

次に使うとき筆先が整った状態でスタートできるのは精神的にでかいのですよー